掛川の安倍晴明塚
どんな伝承か
著者は平成二十三年一月、太平洋岸の国道百五十号を車で走っていたとき、案内標識に気づいて静岡県掛川市大渕の「安倍晴明塚」に立ち寄った。海岸の防風林の中、海まで五百メートルほどの場所にあり、ひとかかえほどの石を高さ一メートルくらいに積み上げた小山だった。塚は一般に墓を指すため晴明の墓の一つと考えられ、そばの説明板には、もとは疱瘡除けの神として信仰されていた旨が記されていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
村の奇譚 ― 里の遺風(筒井功・民俗・地誌・現代)