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配所で白衣に着替え神上りす

所在地東京都三宅村
年代近代
登場与平治、巳之助、源八、体験者、信仰者、駆けつけた門人
出典近代日本霊異実録

どんな伝承か

島に流されて七年、罪は許されぬまま嘉永二年の春を迎えた。ある日、門人たちが訪ねて講話を聴き、信者の頭である笹本久右衛門だけが残ったとき、正鉄は持病が激しくなったのでいつ神上りするか分からないと胸中を洩らした。久右衛門はひそかに同門へ伝え、辞世を請うたが、正鉄は、自分が平生人々に書き与えたものはすべて辞世だと答えた。それでも重ねて願われると筆を取り、世は変る浮世静に官軍の、と詠んで神代のしるしを結んだ。ある夜半、独り起き出して自ら湯を沸かし、沐浴して白衣に着替え、いつものように修祓を終えて祝詞を奏上している最中に門人たちが駆けつけた。父の霊前を朝夕拝せよと遺し、日没時に息を引き取った。

原典より

正鉄在島すでに七年、罪はなお許されぬままに嘉永二年の春を迎えた。—— 近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

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近代日本霊異実録(笠井鎮夫・霊異・神憑り実録・昭和)

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