怪僧
どんな伝承か
官軍の隊士飯田某は、部下数人を連れて勝沼在の村々で潜伏する幕兵を捜索していた。夕方、森の陰に小さな荒れ寺を見つけて一泊を頼むと、僧に案内された部屋へ、甲府にいるはずの妻お高そっくりの女が茶を運んできた。声をかけても女は他人のように装って去っていったが、厨で生血のついた脚絆が見つかり、僧と女は縛り上げられて詮議を受けることになった。
原典より
官軍の隊士飯田某は、五六人の部下を伴れ、勝沼在の村から村へかけて、潜伏している幕兵を捜索していた。—— 日本の怪談(田中貢太郎・河出文庫・明治~大正時代(編纂・出版は20世紀前半推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の怪談(田中貢太郎・河出文庫・明治~大正時代(編纂・出版は20世紀前半推定))
宝蔵の短刀=怨霊と祟り(日本の怪談)/幽霊の自筆・船頭の霊/義人の姿と因果応報/土佐・各地の怪異/田中貢太郎の怪談