ナマメスジの路上に現れた二つの光
どんな伝承か
久米郡でも光りものの目撃がある。昭和七、八年ごろのことだという。三保村のナマメスジを自転車で通りかかった男が、ふと前を見ると、路上に光るものが二つ現れた。とっさのことでよけきれず、そのまま突っ込んでいくと、光は下手を流れる川のほうへすっと消えていった。男は恐ろしさのあまり無我夢中でペダルを漕ぎ、家にたどり着いてみると、全身にびっしょりと冷や汗をかき、鳥肌が立っていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪伝説奇聞(東雅夫・1996年-2004年(取材期間に基づく推定))
魔王の木槌を求めて=稲生物怪録(妖怪伝説奇聞)/稲生平太郎の妖怪変化体験/一ツ目巨人・逆さ生首・化け蝦蟇/三次・比熊山の妖怪伝説/各地の妖怪奇聞