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髪を猫に食わせた美容師の最期

所在地東京都港区(TBS)
年代現代(N子さん当時21歳)
登場見習い助手N子さん、A子さん、男性美容師経営者
出典お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界

どんな伝承か

東京の港区、TBSの間近にある美容院について妙な噂が流れた。男の経営者が毎日、女の髪の毛を猫に食べさせているというのである。当時二十一歳の見習い助手N子は、噂より先生の行動そのものが奇妙だと語った。もう一人の助手A子が経営者の留守に部屋へ忍び込むと、段ボール箱いっぱいに長い黒髪が詰まっていた。女性の長い髪を根元から切るときに快感を覚える性癖だったらしい。まもなくこの美容院は原因不明の出火で全焼し、寝入りばなだった助手たちはかろうじて逃げ出した。同じ夜、経営者は自分のマンションで、長い髪を首いっぱいに巻きつけて死んでいた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・昭和49年(1974年)8月20日初版・双葉社)

「お化けを守る会」世話人頭・平野威馬雄が、幽霊・心霊・物の怪・心霊科学を縦横に語る一書。第一章は読者から寄せられた現代の幽霊・たたり実話(八幡市の泣き声屋敷、秋田の生首屋敷、お盆の帰省霊、四谷怪談のたたり、双生児に取り憑く絞殺被害者の霊、大刈峠殺人事件の幽霊と霊能者・三好天泉による招霊で犯人像が捜査と符合した実録)を収める。

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