お岩稲荷に参った収録で起きた祟り
どんな伝承か
四谷怪談を演じるときは東京四谷のお岩稲荷へ参るのが芸能界の習わしになっている。人気番組シャボン玉ホリデーでも、講談の一竜斎貞丈が四谷怪談を演じることになり、関係者一同が参拝に出向いた。それでも出演者の一人、フォー・メイツのリーダーは自宅で頭を打って大怪我を負う。さらに当日、スチール係が本番中の貞丈を撮った写真が二重写しになっていた。シャッターの押し違いかと思われたが、元の写真では消えているろうそくが、重なった側ではぼうっと灯っていた。貞丈は、よほど丁重に参拝しなければいけないと感じたと語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・昭和49年(1974年)8月20日初版・双葉社)
「お化けを守る会」世話人頭・平野威馬雄が、幽霊・心霊・物の怪・心霊科学を縦横に語る一書。第一章は読者から寄せられた現代の幽霊・たたり実話(八幡市の泣き声屋敷、秋田の生首屋敷、お盆の帰省霊、四谷怪談のたたり、双生児に取り憑く絞殺被害者の霊、大刈峠殺人事件の幽霊と霊能者・三好天泉による招霊で犯人像が捜査と符合した実録)を収める。