お湯がはられない謎の風呂場
どんな伝承か
下諏訪の宿で、テレビ映画のロケに来ていた女優Bさんが風呂に入り、湯上がりの様子で座敷へ戻った。だがその宿に風呂などなく、数年前に泊まり客の女性が風呂場で刺殺されて以来、誰も使っていないと宿の主人は語った。スタッフが確かめに行くと浴槽は蜘蛛の巣とカビに覆われ、湯も水も入っていなかった。それでも風呂場の床は濡れ、Bさんの石けんも濡れていたという。平野威馬雄『日本怪奇名所案内』に紹介された話である。
原典より
長野県の下諏訪地方には、不思議な風呂場の話が伝えられているという。—— これが臨死体験だ(つのだじろう・1980年代~1990年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
これが臨死体験だ(つのだじろう・1980年代~1990年代)
本書『これが臨死体験だ』は、つのだじろうによる霊的現象とオカルト現象の総合的な記録集である。古代ギリシャから現代に至るまでの臨死体験事例、スウェデンボリーの霊界探訪記録、複数の予言者の予知能力の記録、日本各地の心霊スポットでの怪奇現象、そしてチベット仏教の『死者の書』による死後世界観の解説を含む。医学的な臨死体験研究(ムーディの9要素)と古典的な霊界理論を融合させ、死の瞬間から死後の世界、そして転生への過程を多角的に検証している。