膿胸で肋骨を切り取りウミを吸い出す手術後
どんな伝承か
長野県下諏訪町の小口惣三郎さん(六十歳)は、一九三三年、旧制中学三年のときに膿胸を患い、肋骨を二本切除してウミを吸い出す手術を受けた。ウミを取りきれず体は衰弱していき、ある晩強い悪寒に襲われたあと心地よい眠気とともに体が浮き上がるのを感じた。必死で抑えようとしたが天井近くまで上がってしまい、しばらくその辺りをフワフワと浮いていたという。お花畑や川は現れず、下から人のざわめきのようなものを感じただけだったと語っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。