足立区の伝承(53話)
- 十歳の少年が写した最初の念写
- 北千住から新宿へ跳んだ少年 — (北千住駅)
- 侍女を連れて荒川へ入った足立姫 — 扇二丁目(性翁寺)
- 綾瀬川に架かる蛇橋と片目の大蛇 — 花畑(蛇橋)
- 区役所の上空を覆った赤蜻蛉の大群
- きしむブランコの真下の人骨 — 花畑(三角公園)
- 事故と自殺が集まる三角形の空き地 — 花畑(三角公園)
- 墓地跡の三角公園で読んだ自殺の跡 — 花畑(三角公園)
- カンカン通りの踏切で消えた女客 — 西新井(カンカン通り)
- 男は表口、女は裏口から来る知らせ — 梅田
- 赤子の内股に浮いた弔いの文字 — 千住
- 醤油屋殺しの跡で寝かされた小僧の放火 — 千住橋戸町
- 堀切橋で顔を撫であげた黒い滑面 — 柳原(堀切橋)
- 堀切橋で膝を斬った三寸の蟷螂 — 柳原(堀切橋)
- 堀切橋の上で消えた一把の練 — 柳原(堀切橋)
- 堀切橋の怪異の発端となった女工の怪死 — 柳原(堀切橋)
- 扇子の要と名づけられた門人 — 梅田(神明宮)
- 神明宮を襲われ三宅島へ遠流 — 梅田(神明宮)
- 朝詣りの不眠に狂い死んだ床屋 — 千住
- 節分に十万のダルマを焼く寺 — 西新井(西新井大師)
- 乳の出を願う長円寺の乳泉石 — 千住(長円寺)
- 祈禱の力を持つ家系に生まれた泣き虫
- 切られぬと姉に告げた病院の庭の樹 — (鈴木病院)
- 父が望んだ隣の病院の土地と残る樹 — (北千住)
- 枝を切り払った一週間後に死んだ院長 — (鈴木病院)
- 睨むと退いていった空き地の針金
- 明かりが消えた隙に失せるミニカー
- 意識としてのサンタクロース
- さくら組スプーン曲げコース
- 息子の力を漫画家へ知らせた父
- 指で触れる下でねじれたスプーン — 北千住
- 枝を切られた樹と急死した院長 — (鈴木病院)
- ゲラーの放送を見て曲げた最初の一本 — 北千住
- 荒川の土手にあるパワースペース
- 鍋で油煎にされたわら人形 — 千住(若松)
- 魚を取られる猿仏稲荷の狐 — (猿仏稲荷)
- 木の葉を船にして渡った大師
- 西新井の名を生んだ加持の井戸 — 西新井(加持水井)
- 名主の母の叫びが生んだ蛇橋 — 花畑(蛇橋)
- 刃物を当てられぬ高橋家の大欅 — 北鹿浜町
- 千住大橋の大亀と七つの怪異 — 千住(千住大橋)
- 光圀が槍を立て掛けた清亮寺門前の松 — 日ノ出町(槍掛け松)
- 大師に靡いた片葉の芦 — 千住関屋町(関屋天神)
- 母の嘆きが呼んだ蛇橋 — 花畑(蛇橋)
- 橋杭をさえぎった千住大橋の大亀 — 千住橋戸町(千住大橋)
- 斬られた大蛇を祀る水神ヶ池 — 保木間(水神ヶ池)
- 長い髪が上がった毛長沼の長者の娘 — (毛長沼)
- 魚を置いてゆけと声がする堀 — 千住曙町(置いてけ堀)
- 義家が白旗を立てたと伝わる塚 — (白旗塚)
- 馬もろとも川に落ちた清泰の駒塚 — 堀之内(駒塚)
- 子守りの猿を憐れむ猿仏塚 — 栗原(猿仏塚)
- 千住に伝わる七つの怪異 — 千住
- 片目の蛇が現れた綾瀬川の堤 — 花畑(蛇橋)