京都市伏見区に関する伝説や怪異について
どんな伝承か
昭和三九年頃、当時は市外電話がダイヤル式ではなく、電話局の交換台に申し込んで待つ仕組みだった。伏見区の団地に住んでいた語り手は、盆踊りの日、彦根の祖母が病気だと知らせるハガキを受け取り、赤電話のある駄菓子屋まで娘の手を引いて出向いた。二時間待ってようやく電話が通じたときには、広場の盆踊りはすでに終わっていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。