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南設楽郡の施所橋は、本郷と内金の境にある橋で…

所在地愛知県新城市長篠施所橋
年代現代
登場
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

愛知県南設楽郡の話。長篠の本郷と内金との境にある施所橋の上には、夕方になると狸が化けて出るともっぱら噂された。雨の降る晩、傘を差して先を歩いていた男が、ふいと振り返った顔を見ると三つ目の大入道であったとか、ある男が夜更けに通りかかると、橋の欄干に寄りかかっていた男がそのまま下へ飛び降りていったともいう。しかもこの橋は袂にまで人家があり、狸が出るという場所はほんの五間か七間ほどの所だった。狸が出るのに、必ずしも人家を離れた場所である必要はなかったらしい。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)

松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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話例・1 大入道に化ける

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