ニウドウボオズ
どんな伝承か
ニウドウボオズは入道坊主、すなわち見越し入道のことである。三河の作手村で、かつてこれを見たという話がある。始めは三尺足らずの小坊主だが、近づくにつれて七、八尺から一丈にもなる。まずこちらから見ていたぞと声を掛ければよいが、向こうから先に言われると死ぬという。愛知県伝説集に見える。柳田は同類として、佐渡の見上げ入道や壱岐の見越し入道、讃岐の高坊主、長門の次第高などを並べて挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪談義(柳田國男選集 五巻)(柳田國男・柳田國男・妖怪学・昭和(民俗学))
柳田國男の妖怪研究を集めた『妖怪談義』(選集五巻)。