多鯰が池
どんな伝承か
岩坪の多鯰がまだ湖だったころ、おたねという年は十七、八の美しい娘がターネンに住んでいた。おたねは岩坪へ甘い柿を持って来たが、その柿はターネンの湖の向こう側にあるものであった。ある日、みんなが不思議がって後をつけて行くと、おたねは大蛇になって湖を渡った。それを見られたおたねは多鯰ヶ池に行き、そこに住むようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。