三光国師
どんな伝承か
隠岐郡元屋の飯山の南に建福寺という寺がある。かつて隠岐国曹洞宗の総禄とされた古刹で、その開山を三光国済国師と伝える。国師は貞和年間に雲州能義郡の雲樹寺から隠岐へ渡海し、この寺に住んだと縁起に見えるという。寺は山の腰にあって松竹が鬱蒼と茂り、庭前には花が咲けば必ず豊年になるという白桜、世間桜がある。門を下った南の岡には国師の墓のある霊護庵が建つと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。