蹴り落とされて隠岐となった韓山の頂
どんな伝承か
伯耆の大山と韓の国の山が背比べをすることになり、韓山は日本海を渡って大山のかたわらまでやって来た。並べてみると韓山の方がわずかに高かったため、大山の神が高下駄の歯で韓山の頂を蹴り飛ばした。これで大山の方が高くなったが、韓山は今も大山の横に寄り添ったまま、韓の国へ帰ろうとしないという。蹴り落とされた頂は日本海へ落ち、隠岐の島になったと伝えられる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第11巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全56話(鳥取・島根=山陰)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。