弘法清水
どんな伝承か
昔、弘法大師が修行して諸国を歩いていたとき、西主計に立ち寄った。東主計では茶を出さなかったが、西主計では茶を出してもてなしたという。大師は喜び、五百反もの田を抱えて水に困っていた村人に、「ここをずっと掘りなさい。きっといい水が出る」と掘る場所を教えた。村中でそこを掘ると、一年中絶えることのないきれいな水が湧き出たと伝わる。
原典より
むかしむかし、弘法大師が、この西主計、この、まあ、ずっと日本中、修行に歩きまわったわね。—— 日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。