コロリ寺の伝説
どんな伝承か
滋賀県長浜市高月町唐川にある赤後寺は、近江のコロリ寺として知られる。本尊の聖観音と千手観音の二体は檜の一本造りで千二百年前のものとされ、国の重要文化財に指定されている。姉川の合戦や賤ヶ岳の合戦という激しい戦火の中でも本尊が無傷のまま残ったことから信仰を集め、安産・眼病・開運の御利益があるといわれてきた。「転利」がいつしか「コロリ」に通じるとされ、苦しまずに極楽往生できるという御利益が広まり、今も参拝者が絶えない。毎年三月三日には地元唐川の住民だけに御開帳されるが、その際に他所の者がいると扉が開かなくなるという言い伝えがある。
原典より
近江のコロリ寺として有名なのが、伊香郡唐川にある赤後寺である。—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集