行基が桜の幹に刻んだ花島観音
どんな伝承か
花島観音を祀る天福寺は、和銅二年四月、東国をめぐっていた行基が桜の幹から聖観音を刻み、堂を一つ建てたことに始まると伝えられる。
原典より
花嶋観音をまつる天福寺は、和銅二年四月、行基が東国巡錫の折、桜の幹を刻んでこの聖観音を造り、一宇を建立したことにはじまると伝える。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。四十三の短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、多くの見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。