南設楽のクダン狐の予言
どんな伝承か
愛知県南設楽郡地方では、クダ狐のことをクダン狐とも呼んでいた。クダンは「件」と書き、人面牛体の生き物で何百年に一度生まれ、生まれたとたんに何事かを予言してすぐ死んでしまうとされる俗信で、満洲事変のころにもしきりと噂されたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・石塚尊俊・民俗学・昭和(民俗調査))
民俗学者・石塚尊俊『日本の憑きもの―俗信は今も生きている』。日本各地の憑きもの俗信を実地調査と文献で体系化した研究の決定版。