六甲のうしおんな
どんな伝承か
『新耳袋』第九十七話には、六甲山の裏手に、丑三つ時(午前二時)になると母子の幽霊が出没する神社があり、「丑女=うしおんな」と呼ばれていると記されている。西宮の甲山周辺で語られる牛頭の女(クダン)とは対照的に、この牛女は牛の顔をしていながら口をきかず、人間から生まれたとされる点が異なっている。研究者たちはクダン伝承との異同を巡り議論を続けている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪伝説奇聞(東雅夫・1996年-2004年(取材期間に基づく推定))
魔王の木槌を求めて=稲生物怪録(妖怪伝説奇聞)/稲生平太郎の妖怪変化体験/一ツ目巨人・逆さ生首・化け蝦蟇/三次・比熊山の妖怪伝説/各地の妖怪奇聞