善根の作七の縁結び道祖神
どんな伝承か
柏崎市善根にはどうらく神が二体ある。うちの一体は神祇型で田村耕氏の守り神といわれ、他の一体は祝言型で「当村作七」と彫ってある。この祝言型のどうらく神は、作七が恋した娘と結婚したいと祈願して建立したもので、ついにその願いは成就したという伝えがある。このように道祖神が縁結びの御利益をもつことはよく知られており、杉の入、広田、旧広田、鷹の巣、南条、明神、山室、熊谷などの道祖神も縁結びの利益ありといわれている。善根の道祖神はまた、耳の病気の願をかけて輪かざりが奉納されることでも知られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。