塩之原道祖神の流行病除け
どんな伝承か
坂城町北日名の塩之原の道祖神は、字も絵も刻んでいない自然石であるが、霊験あらたかであった。流行病が他の地区に蔓延しても、この道祖神のおかげで塩之原には入ってこなかったという。同じ神の加護と恩寵の項には、金井の新田の八幡神社に武運長久を祈願して明治以来の度々の戦争で戦死者が一人も出なかったこと、苅屋原の水出権現に安産祈願をした人がお産で命を落とさなかったこと、北日名の塩之原の御射山神社に祈願して出征した人は誰も戦死しなかったことなどが挙げられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。