中之条の天狗が休む木
どんな伝承か
坂城町中之条では、山の木でも里の木でも、高い所で股になっている木は天狗が休む所だということで切らなかった。切れば必ず怪我をするといわれ、そのため杣人は買い山をしても、このような木は切らなかったという。同じ入らずの山と田の項には、金井で昔墓地のあった所だという畑は誰も持ちたがらないこと、御所沢や苅屋原では冬至に山に入ると怪我をするといって山へは行かなかったことなどが並べて報告されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。