義光講の起こり
どんな伝承か
坂城町上平の字小野沢の一女性が、明治の半ばごろ、松代の易者のお告げで、当地ゆかりの村上義光公を祀らねばならないと言われた。そこで当時の婦人たちに呼びかけて義光講を組織したのが、この講の始まりであるという。同じ節には二十三夜講の各地区の姿も記され、金井では十一月二十三日におじゅう夜のだんご投げをして子どもたちに投げてやる風習が昭和三十八年まであり、坂端では婦人の安産祈願の講として続けられ、網掛では当夜身ごもった婦人は悪魔に見入られるといって、主婦たちが当番の家で夜を徹したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。