正月囲炉裏の荒神清め
どんな伝承か
囲炉裏は火の神様のおられる神聖な場所とされ、柏崎地方では毎朝灰をきれいに掃きたて、線香を三本立てて無事を祈った。特に正月三が日の間は、毎朝囲炉裏に火を入れる際「南無三宝大荒神清め給えはらい給え」と唱え、正座の前に線香三本を立てて塩を供えてから、豆殻をくべて火をつけるという清めの作法が伝えられていた。荒神様のお札は寺の住職や山伏が家々を回って配り、囲炉裏近くのジョウヤ柱に貼って祀られた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。