上五明の方角神・荒神の罰
どんな伝承か
坂城町上五明では、屋敷の悪い方角に普請をしたために、金神さま、大将軍の罰が当たったという。金神は毎年ふさがり、大将軍は五年ふさがりとされていた。また同じ上五明では、荒神さますなわち竈神のいる所を勝手にいじりまわして罰が当たったともいう。神仏のいる所を勝手に移したり、神仏に不都合なことをしたり、禁忌を犯したりすると祟りがあるといわれ、同じ節には鼠宿や上五明で川に小便をして水神さまの罰が当たった例なども並べて挙げられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。