荒神様の囲炉裏の禁忌
どんな伝承か
囲炉裏やカマドには荒神様(三宝荒神・火の神様)が祀られ、その名の通り荒々しく祟りのある神とされた。荒神様のいる囲炉裏には柿の木、イッチョの木、山椒の木をくべてはならず、髪の毛や爪を投げ込むことも禁じられた。酢っぱいものや牛馬など二足四足の動物の煮炊きも嫌われ、死の騒ぎやお産のときは囲炉裏を使わず別火で煮炊きをしたという。子供が囲炉裏に足を投げ出すことも戒められ、柏崎地方では住職や山伏が家々を回って荒神様のお札を配っていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。