枕の下の七人ぼうずと縁結びの夢
どんな伝承か
新野に伝わる縁結びのまじない。まだ結婚していない者が冬至の晩、紙を折りたたんで坊さんの形を七人ぶん切り抜き、どんな相手と結婚したいかという願い事を書いたものと一緒に枕の下へ入れる。そして枕を七回たたき、思うことがかないますようにと願って眠る。もし願いどおりの人がその晩の夢に現れたなら、やがてその人と結婚できるといわれていた。話者は明治三十三年生まれの熊谷ちそである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新野民俗誌稿――長野県下伊那郡阿南町(口頭伝承)(民俗調査報告)
『新野民俗誌稿(長野県下伊那郡阿南町)』第十五章口頭伝承所収の昔話・伝説。昭和五三年に新野で採話された口承を収める。