破石町(地名由来)
どんな伝承か
奈良の町名は現在五百余りあり、多門・伏見・二条・五条・古市のように過去の歴史を基としたもの、川上・東阪町のように位置を基にしたもの、紀寺・雑司・元興寺のように社寺にゆかりのもの、狭川・押熊のように豪族名を町名としたものなど、それぞれに由来を持っている。そのうち破石町の名は、西大寺を建立されたとき、清酒を石にかけて割り、それを礎石にしたことに由来するという。石を割ったことから破石と呼ぶようになったと伝えられている。
原典より
西大寺を建立されたとき、清酒を石にかけて割り、礎石にしたので、破石という。—— 奈良市史 民俗編――伝説(奈良市(編)・奈良市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
奈良市史 民俗編――伝説(奈良市(編)・奈良市史・自治体史(民俗))
『奈良市史 民俗編』第十一章所収の伝説。奈良県奈良市に伝わる木・石・塚・水・山・森・社寺・人物・動植物・町名の伝説を昭和三十七年からの探訪で集成する。