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たたり石(内侍原家の大蛇)

所在地奈良県奈良市内侍原町(たたり石)
年代伝承
登場大蛇、内侍原家
出典奈良市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

奈良市の内侍原町に、内侍原家の旧跡と称されるところがある。内侍原家は春日神社に仕える立派な家柄で、その家に大きな蛇が棲んでいた。夏になると庭に出て庭木を荒らすので、若衆がこの大蛇を殺した。祟りを恐れて大蛇を埋め、その上に自然石を置いて蛇塚とした。ところがいつのまにか椿の木が生えて赤い花を咲かせるようになったころ、内侍原家は衰え、ついに屋敷だけを残すようになった。以来この蛇塚の石に触れると病気になるとか死亡するとかいい、「たたり石」と呼んで恐れられた。昭和のはじめ、銭湯「戎湯」の三助がこの石に触れて三日目に死んだという話も残っている。

原典より

内侍原町に内侍原家の旧跡と称されるところがある。—— 奈良市史 民俗編――伝説(奈良市(編)・奈良市史・自治体史(民俗)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

奈良市史 民俗編――伝説(奈良市(編)・奈良市史・自治体史(民俗))

『奈良市史 民俗編』第十一章所収の伝説。奈良県奈良市に伝わる木・石・塚・水・山・森・社寺・人物・動植物・町名の伝説を昭和三十七年からの探訪で集成する。

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