予兆――動物と天候
どんな伝承か
大治町に伝わる俗信によれば、朝の蜘蛛は縁起がよく夜の蜘蛛は縁起が悪いとされ、イタチが道を横切ると凶事があり一声鳴くと火事になるという。ネズミが家から消えると火事になり、蛇が木に登れば大雨、家に入れば長雨になるといい、猫が顔を洗うと天気が崩れ、蜂が軒に巣を作ると台風は来ないなどと語り伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大治町民俗誌 下――霊と神・怪異・俗信(大治町(編)・大治町民俗誌・自治体史(民俗))
『大治町民俗誌 下』第五〜八節所収の霊と神・怪異・俗信・民間療法。愛知県海部郡大治町に伝わる心意現象を採録する。