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幽霊が出ると評判の古墓を

所在地愛知県田原市
年代数十年前
登場青年たち、小僧
出典迷信の諸相・宗教の真相

どんな伝承か

数十年前、三河国渥美郡田原町の青年たちが、ある夜、町はずれから数丁離れた寺院に集まった。堂の後ろは墓場で、その最も奥に異様な古墓が立ち、幽霊が出るという評判があった。深更に及び、くじに当たった者がその墓を縄で縛って帰ると申し合わせた。それを隣室で聞いた小僧が先回りして墓の背後に隠れる。くじに当たった青年が恐る恐る墓の前に立ち、幽霊も化物もいないと安心して縄をかけようとした途端、墓の上から手ぬぐいが下ろされて顔に触れた。青年は幽霊が出たと叫んで逃げ出したという。人が故意につくる偽怪の一例である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

迷信の諸相・宗教の真相(井上円了・明治(妖怪学))

『妖怪博士』井上円了による『迷信の諸相・宗教の真相』。迷信を道理に背くことを誤って信じる心理と定義し、妖怪学の立場から全国を巡遊して各地の迷信を実地に報告・批判する(迷信打破)。

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悪戯小僧肝試し手ぬぐい

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