臨終間近の兄が
どんな伝承か
新潟市に住むU・Tさんは、十五歳の折、昭和二十年一月二日に十八歳で亡くなった次兄の死に立ち会った。臨終間近な兄は、広い野原とそこを流れる河、その橋のたもとに白い衣服をまとった白ひげの老人が立っているのを見たと語った。老人は「この橋を渡るな、渡ると帰ってこられなくなる」と告げたといい、兄は急に母に会いたくなって戻ってきたのだと話した直後、息を引き取ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。