大正以後の心霊術界
どんな伝承か
大正期以降、福来友吉の千里眼・念写研究が世間的信用を失ったことを契機に、日本の心霊学はアカデミックな学術研究として確立する機会を失った。それでも自称心霊術者は活動を続け、群小の新興宗教と結びつき、催眠術めいた技で信者を集めた。降霊会で死者の霊を呼ぶふりをした事例や、越後の山中から取り寄せたと称する宝剣を主婦の友社屋上で披露しようとして専門家の立会人に見破られた詐術など、当時の心霊術界の実態が記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
講座日本風俗史別巻 妖異風俗((講座日本風俗史 別巻)・日本風俗史・民俗・近代〜現代(民俗研究))
淫祠(みだらなる神仏・エロ教団の実態・はだか弁天/くすぐり弁天/おめこ大黒など性的み仏)、道祖神信仰と金精さまの地方色、邪教・新興宗教(璽光尊・殺人教ほか)、SEXに関する異妖迷信、妖術・忍術・魔術、憑霊現象と特殊家系(憑きもの筋)、心霊術・読心術・催眠術、妖婚、妖異性愛風俗まで、日本の性と妖異の民俗を網羅。