第七 三田光一氏の透視
どんな伝承か
大正五年十月十六日夜、岐阜県大垣町の御大典記念尚道会と美濃新聞社の主催により、日吉座で三田光一の念写実験が公開された。見物人は二千人にのぼり、可児陸軍少将らが立会人として並んだ。写真師河野三郎が提供した乾板に対し、見物人の提案で『大垣城』を念写題目に決定。三田は二分ほど精神統一したのち、扇子に乾板を立てかけて霊妙の文字と大垣城の姿を念写し、現像すると見事にその通り現れたという。
原典より
* **念写の研究**,,* 第一 念写とは何か* 第二 念写する時の精神状態* 第三 念写を思ひ付きたる動機* 第四 長尾夫人の念写* 第五 高橋夫人の念写* 第六 三田光一氏の念写*…—— 観念は生物なり(福来友吉・心霊・念写研究・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
観念は生物なり(福来友吉・心霊・念写研究・大正〜昭和(戦前))
観念と身体との関係(物心関係論の歴史・物心相即・観念は生物也・観念活動の規定条件)、「我の能力」と人生(我の能力とは何か 等)を中心に、念写・透視の発見者である福来博士の独自の心理哲学を展開。各項目の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊哲学書。