一、奇怪なる幻覺
どんな伝承か
心霊学講義の「奇怪なる幻覚」の節。運動性自働現象に続き、憑霊が霊媒の聴覚や視覚のうえに幻覚として現れる感覚性自働現象を説く。例として四十八歳のミケル・ティルが一八九七年に自働書記を始めた症例を挙げ、憑霊が手や耳を通じて通信し、息子の窃盗を告げたが後に「実は試したのだ」と欺いたと述べる。これらは霊媒自身が心の底に抱いた心配や思想が客観化して現れたものにすぎないと解説する。
原典より
以上は運動性自働現象であるが、私はこれよりも一そう奇怪な他の種類の自働現象の説明にはひらなくてはならぬ。—— 心霊学講義(変態心理学講義録)(日本変態心理学会・心霊学・変態心理学・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊学講義(変態心理学講義録)(日本変態心理学会・心霊学・変態心理学・大正〜昭和(戦前))