気象庁構内で見た銀色の球体
どんな伝承か
わが国でも昭和三一年七月に日本空飛ぶ円盤研究会が組織され、目撃報告六〇〇件の日時や場所、飛行方向、大きさ、高度、速度、形などを整理した白書がまとめられた。その報告者の一人が、気象庁測器課の藤原寛人、作家の新田次郎である。藤原は昭和三三年一〇月二九日の午後二時ごろ、気象庁の構内で、根本ヨシエと当時小学三年生の桜井文雄という二人の小学生とともに、銀色に輝く球体の未確認飛行体を目撃した。その報告は雑誌『天文と気象』の同年一二月号に、いかにも科学者らしい精確さで発表されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
世界の七不思議-古代から現代までの29話(庄司浅水・1960年代)
本書は古代から現代までの世界的な謎と不思議現象を29話で網羅した異色のドキュメンタリーである。古代エジプトのピラミッドやバベルの塔といった七不思議から始まり、ツタンカーメン王の呪いのような古典的怪談、イースター島やネス湖のような近代的謎まで幅広く扱う。特に注目すべきは雪男やサスクワッチなどのUMA、そして1950年代~1960年代の空飛ぶ円盤やUFO現象の詳細な記録である。