ウィリアムソン博士の来日と宇宙人メッセージ
どんな伝承か
一九六一年八月一日の早朝、ジョージ・ハント・ウィリアムソン博士が日本郵船のさぬき丸で横浜港に着いた。自らを宇宙人と称する博士は宇宙友好協会に招かれ、ひと月ほど日本にとどまって、東京の朝日講堂をはじめ各地で空飛ぶ円盤について語った。博士は宇宙人から託された重大な知らせを携えているとされ、講演の会場の上空にはいつも円盤が姿を見せると言われた。博士は、日本人の祖先は円盤で地上に降り立った宇宙人の子孫かもしれないと説き、著者はこれを天孫降臨の神話に寄せた考えではないかと推し量っている。その後の博士の消息は伝わっていない。
原典より
博士の説によると、日本民族は宇宙人の子孫かもしれず、日本人の祖先は円盤に乗り、この地に着陸したのかもしれないというのだ。—— 世界の七不思議-古代から現代までの29話(庄司浅水・1968年(昭和43年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
世界の七不思議-古代から現代までの29話(庄司浅水・1968年(昭和43年))
『世界の七不思議-古代から現代までの29話』は、庄司浅水が一九六八年に著した、世界の驚異と謎を語る読み物である。ビザンチウムのフィロが選んだ古代の七不思議、それに続いて選ばれた七不思議、『古代の不思議』の著者コットレルが選んだ遺跡の七つを解説し、さらにムー大陸、イースター島、ネス湖の怪獣、雪男、空飛ぶ円盤などを「世界の新不思議」として取り上げる。序に代えて「七」の数の意味を説き、各項では史家の記述や海外の新聞記事を引いて諸説を述べる。