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お札降り(竹原下市)

所在地広島県竹原市下市
登場菅超右衛門、米屋半三郎、竹原下市の年寄、竹原下市の年寄同格
出典尾道市史 -新修-第2巻

どんな伝承か

竹原下市の「ええじゃないか」騒動は十二月八日から始まっている。永祺の記録によると、大家中家残らず御神札や磁像など種々が降臨した。降臨のあった家では老若とも大悦で、すぐに酒を飲むことになり、大家で降臨があると奴僕の輩がたくさん入り込んで牛飲大食のうえ、盆よりも苦しい狂踊が昼夜の別なく行われ、大酔して人事を省みぬ有様であった。この状況は市中の日常活動を麻痺させている。下市で降臨のあった家は多く、正月の打ちこわしに遭わなかった年寄菅超右衛門、年寄同格米屋半三郎宅など、ほとんどの上層町人の家に降臨があったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

尾道市史 -新修-第2巻(尾道市史・20世紀後半(推定))

本書は広島県の幕末社会に発生した一連の集団的異常現象を記録した歴史資料である。1864年11月から1865年1月にかけて、尾道と竹原を中心に発生した「お札降り」現象と「ええじゃないか踊り」は、単なる超自然現象ではなく、飢饉による経済的窮迫と社会秩序の崩壊を背景とした民衆心理の集団的狂乱であった。尾道での空からの御札降下、竹原での諸神札降臨は、やがて集団仮装踊りへ転化し、最終的には翌月の打ちこわし暴動へと発展した。

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お札降り降臨打ちこわし

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