三田光一 郡山の念写実験
どんな伝承か
三田光一の念写について、東氏が大正六年の奈良県郡山における実験を心理研究第七十四号に報告した。しかし著者は、各地で成功したという三田の実験会はそもそも学術的な実験ではなく、その不思議な能力を公衆に観覧させる一種の興行・余興会にすぎないと批判する。乾板の選択も吟味も監視も念写題目の選択も少しも学術的でなく、参加者の多くは素人の集団で、すり替えられても発見される装置があったかなどの疑問が少しも解かれていないとした。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊現象の科学(小熊虎之助・大正期(1912年頃推定))
心霊現象の科学的検証(小熊虎之助)/詐欺事件と夢のお告げ/幻覚・錯覚の心理/暗示と変態心理/迷信打破と科学的態度