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幽霊屋敷第一例:呉市の下宿先での黒い物の襲撃

所在地広島県呉市中通
年代昭和9年
登場宮城音弥、著者
出典神秘の世界-超心理学入門

どんな伝承か

昭和九年頃の話。語り手の下宿先は呉市中通り九丁目で、家の息子は見習工、父親は工員で二人とも呉工廠に勤めていた。当時軍艦に乗っていた語り手が約四十日の航海を終えて呉港に入り下宿へ戻ると、近ごろ向かい側の部屋に寝ると誰もが黒い大きな物に襲われるので下宿人が一人もいなくなり、近くの神主を雇って祝詞を上げてもらったという。若い語り手は自分が寝てやると申し出た。床に入って五分ほど、目を閉じると老婆風の黒い大きなものがのしかかって呼吸困難になり、上体も起こせない。三度繰り返した後にようやく眠れたが、翌日すぐ他の下宿へ移ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

神秘の世界-超心理学入門(宮城音弥・昭和30年代(1950年代後半~1960年代初期推定))

心理学者・宮城音弥による『神秘の世界――超心理学入門』。遠感(ESP)・精神的遠隔操作(PK)・未来の予知・死後の生存といった超常現象(psi)を、心理学者の懐疑的かつ実証的な視点で検討する入門書。

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