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人形が教えた死の予兆(博多人形の割れた傷)

所在地広島県呉市
年代昭和〜現代
登場長谷川時雨、語り手(妹の姉)
出典あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた

どんな伝承か

長谷川時雨の妹の夫が海軍中尉だったころ、新婚で呉軍港に家を持った記念に博多人形が贈られた。海軍軍人の像と花嫁の像だったが、軍人の像は首から肩へかけて割れていた。縁起が悪いと父が綿に包んで土蔵にしまい込む。七年後、妹婿は中佐となって再び呉に住んでいたが、その人形が引っ張り出されたので、父は佃島の岸に立つ土蔵の窓から海へ投げ捨てた。まもなく妹婿は軍艦の上で精神を病んだ水兵に手斧で斬られて死んだ。傷は首筋から肩先へかけてで、七年前に見た人形の割れ傷とそっくりだったという。

原典より

時雨 死の前兆というものは、六年も七年も前にあるものでしょうか。—— あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・昭和50年代(1975年前後推定)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・昭和50年代(1975年前後推定))

文豪たちの心霊体験(あの世はあった)/遠藤周作・三浦朱門の怪異/海外(フランス)での幽霊/怪音と怨念/あの世は存在するか

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