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縄で引き寄せられた島の名の由来

所在地広島県呉市下蒲刈町(黒島)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第10巻

どんな伝承か

下蒲刈に伝わる島引きの話。宮島の神がこの地に社を建てようとしたが、土地の広さがわずかに足りなかった。そこで近くの島を引き寄せることにし、縄をかけて引くと、一つの島はすぐに寄ってきた。来る島と呼ばれたのがなまって黒島になったという。次の島は力を尽くしても動かず、神が情けないことよと嘆いたので情島の名が付いた。ほかに引ける島もなく、神は社の造営をあきらめて厳島へ去ったと伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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