心を蝕む恐怖のドライブ
どんな伝承か
深夜、瀬戸内海沿岸の道をドライブしていた一行は、U字カーブの頂点で後方に異様な気配を感じた。振り返ると白い着物を着た髪の長い女の上半身がものすごい速さで飛んできて、リアウインドウに張り付いた。同乗していたSはその場で精神に異常をきたし入院、後日、そのカーブで一年前に婚約破棄を苦にした女性が投身自殺していたことが判明した。Sもまた交際相手を一方的に振ったばかりだった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
水辺の怪談3(水辺の怪談・2000年代~2010年代推定)
本書『水辺の怪談3』は、つり人社による「水辺の怪談」シリーズの第3巻で、釣り愛好家たちが経験した心霊現象を記録した怪談集である。東京湾から鹿児島、サイパンまで、全国14都道府県の水辺・山間部で報告された17の心霊体験が収録されている。特徴として、①著者の実体験に基づく一次情報、②複数目撃者による同時体験の記