築城基地の幽霊さわぎ続報
どんな伝承か
福岡県築上郡椎田町の航空自衛隊築城基地は、元は海軍航空隊の特攻基地だった。昭和三十六年、新任の整備主任が主任室で仮睡していると、水兵服の男が夢に現れ「わたしはプロペラにはねられて死んだ者だ」と語った。以来、パイロット宿舎や指揮塔、来客宿舎など六か所で幽霊に苦しめられたという報告が続いた。監査に訪れた島田防衛庁空幕監査官は自ら出るという寝台を選んで寝、ベッドが揺れて胸を押さえられ、冷たい足のようなものが下から入ってきたと報告した。騒ぎは七年続き、お祓いは三度行われたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。