元特攻隊基地
どんな伝承か
昭和三六年一二月のある日、福岡県築上郡椎田町の航空自衛隊築城基地(元海軍航空隊の特攻基地)で、新任の整備主任石田二佐が主任室で仮眠していると、水兵服の男が夢に現れ「わたしはプロペラにはねられて死んだものだ」と語り出した。その間、胸を押さえつけられて動けなかったという。調べると確かにこの基地で死んだ男女がいた。以後、パイロット宿舎や指揮塔など六か所で幽霊の報告が続き、監査に来た監査官までが同じ目に遭ったので、司令は殉難者の慰霊祭を営んだ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。