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昭和四十二年七月のこと

所在地和歌山県田辺市今津町
年代昭和四十二年
登場坂本宗弘
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

田辺市今津町での昭和四十二年七月の話。語り手の父は二年余り病床にあり、血圧が高く左半身と言語に障害が出て、起き上がることすらできなかった。時々発作が出るので、自分の前歯が折れるほどの痙攣を起こした。父が死ぬ一か月前の夕暮れ時、父の里の仏間を、父の実弟が何気なく外から家の中を見たところ、人もいないのに、まるでランプの火がともるような火が障子に映るのを見たという。火はすぐに元に戻った。父は八月十二日に亡くなった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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