トップ岡山県の伝承真庭市

栗原

所在地岡山県真庭市栗原
年代昭和十九年
登場三浦志げ代、松谷みよ子、ちとせ、娘
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

昭和十九年九月十五日の晩。岡山県真庭郡落合町栗原(現・真庭市栗原)の三浦志げ代は、熱が出て九時頃に寝た。夢の中で、戦死した息子・覚の勉強部屋だった小さな二階が賑やかになった。娘のちとせに「覚が夕飯を食べていないから呼んで食べさせてやってくれ」と言うと、覚は「一人ではない、一個中隊来ているから大勢だ、飯の用意をしてから呼びに来てくれ」と言う。二階へ上がると覚は筵の上に座り、窓からすうっと出ていった。全滅した戦友の魂もみな連れて来ていたのだろうという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

戦死を告げに帰った兵隊たち 二虫の知らせ

真庭市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』の伝承