昭和四十四年五月二十一日のこと
どんな伝承か
昭和四十四年五月二十一日のこと。回答者の従兄・敬三は幼くして父母と別れ回答者の家で育ち、六十歳を前に妻子を連れて南米パラグアイへ渡りブラジルで教職についていた。その敬三が夢枕に立ち「よう帰ったのう」と喜んだところで目が覚めたが、後に届いた手紙で、その日その時刻に敬三が他界していたことがわかった。奇しくもこの日は祖母の命日でもあった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。