トップ茨城県の伝承取手市

オレも化かされたことある

所在地茨城県取手市
年代現代
登場井上正敏、記録・執筆者
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

取手市に住む話者が語る体験談。まだ若衆だった頃、取手で酒を飲み、深夜一時か二時頃に帰る道すがらのことである。天神様前の道を、お墓山から舟山の方へ越えていく間は、人通りの少ない寂しい場所だった。その途中にバラの木のようなものが生い茂り、トンネルのようになっている場所があった。その木の上にムジナがいて体を震わせていたらしく、酔った状態でその下を通りかかると、いきなり頭から砂をかぶってしまい、たいそう驚いた。目いっぱい自転車をこいで途中まで飛ぶように逃げてくると、酔いがすっかり醒めてしまったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代)

松谷みよ子『現代民話考 11 狸・むじな』を小話単位で全376話収録。狸・むじなにまつわる現代の民話・怪異譚(化かし・化け)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明372話・市区町村判明317話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

話例・1 砂をかけるムジナ砂かけ化かされ

取手市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 11 狸・むじな』の伝承